【実機レビュー】BUFFALO WTR-M2133HPのスペック、メリット・デメリットまとめ

【実機レビュー】BUFFALO WTR-M2133HPのスペック、メリット・デメリットまとめ

新しいWi-Fi方式である「メッシュWi-Fi」。その機能を搭載した新機種がBUFFALO(バッファロー)から発売されました。

そのうちの一台「WTR-M2133HP」を実際に購入して、以下の機種を一戸建てで速度測定レビューを行いました。

  • iPhoneX
  • Lenovo X1 Carbon
  • MacBookPro(2016)

今までBUFFALO機は正直敬遠していましたが、久しぶりに購入して、設定も簡単で速度が出る無線LANでした。

ただ、利用するにあたって気になるポイントもいくつかあります。その注意点も合わせて解説します。

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WTR-M2133HPの中身・同梱品

同梱物は色合いが揃っていて見た目にも良い

このWTR-M2133って、インテリアでも使えそうなデザインだよね。

そうだね。開発元のBUFFALOも「リビングに飾れるデザイン」をコンセプトとして作っているんだよ。

部屋においても、違和感のないデザインであることを前提として作られているため、色合いはこだわっている感じがしますね。

私が購入したものは、ホワイトですがピカピカの白色ではなく、マット調の質感なので高級感があります。

ただできればBUFFALOは取ってほしかった

 

背面も白基調でID系の情報の文字も小さく主張が少ないですね。

 

これは、親機もそうですし、中継器もそう。どちらも質感が整っているため、部屋においても違和感がないデザインになっています。

 

特に嬉しいポイントが、コンセントの類、無線LANがともにすべて白色になっていること。

しかもLANはフラットケーブルなので取り回しが良いメリットもあります。

 

日本の製品は黒色になっていることが多く、デザイン的にイマイチなものがほとんどでしたが、コネクタを改善してくれるだけでもだいぶ違いますね。

付属のコネクタの品番を確認しましたが、カテゴリーの記載はありませんでした。

 

後で書いていますが、100Mbs以上の速度が出ていることを確認しているので、カテゴリー5e以上のケーブルであることは間違いないでしょう。

 

ライト類はホワイトで電気製品らしさがない

もう一つ面白いのは、ライト類が完全に白色で統一されていること。

家電製品と言えば、ライトは緑色というイメージがありますが、このWTR-M2133HPは柔らかい色の白で統一されています。

親機や中継器は設定中などはオレンジになったり、青になったりしますが、完了すると、白色となり、部屋の装飾を邪魔しないライティングとなります。

 

WTR-M2133HPのスペックと特徴

どんなスペック、特徴があるのか知りたいな。

この機種はメッシュWi-Fiという特殊な機能を使って、すみずみまで電波を届けることができる機種なんだ。詳しく説明していくね。

まず、簡単にスペックを表にしました。

機種名WTR-M2133HP
対応a/b/g/n/ac
ストリーム数2
アンテナ2.4GHz(2本)
5GHz(2本)
速度(2.4GHz)400Mbps
速度(5GHz)866Mbps
対応階数3階建て
広さ4LDK
接続台数27台
AOSS
ビームフォーミング
MIMO
NASUSB端子1本
重量970g
大きさ231×231×70mm

 

値段は高いですが、現在発売されている無線LANルーターの中では性能面で見るとさほど高くありません。

最大のダウンロード速度が866Mbpsとなっており、例えば同じ値段帯で展開されているTP-LINKのArcher C5400では、最大速度2167Mbpsとなっています。

左はTP LINKのC5400

 

また、他にも同じ値段帯で使うなら、NECのWG-2600HP3がありますが、こちらも1733Mbpsの4ストリームで非常に性能が良くなっています。

 

スペック面で見るよりも、デザイン面であったり、メッシュWi-Fiといった特徴の方が際立ったモデルと言えるでしょう。

 

WTR-M2133HPのWi-Fi接続方法

親機とスマートフォン(パソコン)の接続方法

まず親機との接続方法を解説します。背面のインターネットケーブルにモデムからの線を差し込みます。

一番右の青色の部分

 

さらにACアダプタを設定後、本体電源をONにすると、無線LAN側の設定が自動で完了します。

まず設定から無線を選びます。

このWTR-M2133HPの場合は、SSIDが2.4GHzと5GHzがすべてまとまっています。そのため、E220という形で全て統一されているため、こちらを選びます。

パスワードの入力画面になれば、背面の設定パスワード入力画面の暗号化キーを入力していきます。

セットアップカードの暗号化キーを入力

 

これだけで設定は終わりです。親機の設定は電源を入れるだけに近いので、とても簡単ですね。

 

「Connectアプリ」を使って子機の設定

親機と子機がセットになったタイプは既に設定されているようですが、私が購入したものは別々で買ったので、設定ができていませんでした。

設定はアプリから行います。まず「Connectアプリ」をダウンロード。

 

次に、本体背面の情報をもとにパスワードを入力。

本機ログイン用のデータを使います

 

そして、左のメニューバーから中継器の追加を行っていきます。

 

私は中継器を別途購入したので、上を選びました。

 

次に設置場所を決めます。

 

そして設置可否の判定を決めます。

このスピードメーターのような画面では、電波強度を見ることができます。これに応じて、電波強度を測定し、中継器を置く場所を決めることができます。

そして、コンセントを設置。

 

中継器の点灯が始まれば、AOSSボタンを押して設定を行います。

 

そして設定が完了すれば終了です。最終的に接続が完了すればこのような形になります。

 

子機の設定はややこしそうに感じるかもしれませんが、実際のところBuffaloの「Connectアプリ」がかなり優秀なので、面倒さはほとんどありません。

中継器の設定は初めてやりましたが、説明書を読まなくてもできましたよ。

 

実際にBuffalo WTR-M2133HPで測定した内容

WTR-M2133HPのダウンロード速度が知りたいな。

もちろんそうだよね。実際にiPhoneXを使って通信速度を測定してみたよ。

この項目では、実際にiPhoneXを使って測定した結果をまとめています。

一部Windows、Macも使って結果をまとめているので、そちらも参考にしてみてください。

 

プロバイダ支給のWi-Fiでの接続結果

まずはWTR-M2133HPを使わずに、光回線インターネットの会社から支給されている無線ルーターで測定を行いました。

接続は、5GHzで繋げています。

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード24113621.4
アップロード39313519.0

(単位は全てMbps)

 

指向性アンテナを設定せずに測定

WTR-M2133HPは3チャンネルあるうちの5GHz帯の向きを調整することができます。まずは指向性なし状態で測定を行いました。

写真は指向性なし状態(参考のためネット接続無し)

 

結果は以下のようになりました。

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード88.474.366.7
アップロード10399.883.3

(単位は全てMbps)

 

光インターネットの会社が提供している無線LANの方がルーター前、1F最長距離では速度が出ていますが、2Fになると速度は大きく落ちる結果となりました。

 

指向性アンテナを最長距離の部屋に向けて測定

次にアンテナの向きを変更し、2Fの最長距離の方角へ向け速度測定した結果が以下の通りです。

アンテナは自由に回すことができます。

 

結果は以下の表のようになりました。

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード91.986.759.2
アップロード10590.183.4

(単位は全てMbps)

 

表を見てみると、実は指向性を付けていないときと、測定結果は大差ありませんでした。

 

2.4GHz帯のアンテナを20MHz→40MHzに変更

WTR-M2133HPには、2.4GHzのアンテナが2本あります。

この2本を組み合わせて40MHZに変更することで、スピードアップすることができます。

Connectアプリから設定可能

 

この変更をしたのちに測定した結果が以下の通りです。

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード23216547.0
アップロード33626944.5

(単位は全てMbps)

 

40MHzに変更した効果は絶大で、速度が2倍以上になりました。

ダウンロードだけでなく、アップロード側はさらに高速化されています。

 

子機ありで最も遠い部屋に設置(40Hz)

最後に、最長距離である2Fのルーターから最も遠い部屋に子機を置いて測定を行った結果がこちらです。

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード85.8
アップロード99.1

(単位は全てMbps)

 

測定は40MHz状態で行っていますが、一つ前の表と比べてみると明らかに速度向上が見られます。

もともとの速度が速いので体感的には効果薄ですが、数値が改善しているため、動画や大きなファイル容量のものを転送する場合に効果を発揮するでしょう。

 

ノートパソコンでWi-Fiの速度測定

最後にパソコン(X1 CarbonとMacBookPro2016)で測定をした結果です。

私が最もパソコンを使う1Fで測定を行いました。

 

Lenovo X1 Carbonで測定

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード45.50
アップロード146.02

(単位は全てMbps)

 

MacBookPro2016で測定

測定場所ルーター前1F最長距離2F最長距離
ダウンロード101.50
アップロード243.65

(単位は全てMbps)

 

WTR-M2133HPのメリット・ポイント

速度を落とさずに電波領域を広げられるのは良い

メッシュWi-Fiの最大の魅力ですが、やはりそれぞれが接続することで電波を広げられることは大きなメリットです。

しかも、BUFFALOのWTR-M2133HPの場合は、Google Wi-Fiなどと異なり、メインの親機が大きく電波が強いメリットがあります。

そのため、通常のメッシュWi-Fiよりも子機を少なくできますね。

 

白を基調として家の中に合うデザイン

無線LANはこれまでどれも、黒でいかにも「無線LAN」といったデザインが中心でした。

ところが、このWTR-M2133HPの場合は白を基調としているため、家の中にマッチするデザインになっています。

また外観だけでなく、電源ケーブルも白色になっているため、見た目にもスッキリとした印象を与えてくれる端末になっていますね。

 

子機から直接有線接続可能

中継器である子機には、有線LANの接続ポートがあります。

そのため、遠い部屋に置き、直接有線接続でデスクトップやPCに繋ぐことで効率的に転送速度を上げることができます。

書斎がルーターの置き場所から離れている人で、かつパソコンの利用頻度が高い人は少しでもインターネット速度を上げる対策ができるでしょう。

 

WTR-M2133HPのデメリット・欠点

最大速度は5GHzで866Mbps

やはりデメリットは、5GHzで最大速度が866Mbpsしかないことです。

ゲーム機器をはじめ、スマホ、パソコンとスピードが速ければそれに越したことはありません。

値段が安ければ、866Mbpsでも我慢できるのですが、WTR-M2133HPはかなり高い(子機を入れるともっと高額)なので866Mbpsしか出ないのはデメリットでしかありませんね。

オンラインゲームをすることが前提ならもっと良いルーターを選ぶことをおすすめします。

 

2.4GHzと5GHzがなぜか一括になっていて変更できない

これが、WTR-M2133HPを購入する場合に一番気を付けて欲しいポイントかもしれません。

通常、無線LANは2.4GHz、5GHzを選ぶことができます。それぞれを簡単に説明すると、

2.4GHz:遠くまで届き、遮蔽物にも強いが速度は遅い。また電子レンジなどの電磁波と干渉して速度がガタ落ちすることがある。

5GHz:速度が強いが、室内限定でしか使えない。電子レンジなどの電磁波との干渉にも強い

といった特徴があります。

これって必要に応じて適切な方を選んだ方がいいんだよね?

そうだね。その人の環境によって大きく違うから注意しておくべきポイントなんだよ。

しかしWTR-M2133HPの場合は、2.4GHzと5GHzの電波帯を選ぶことができません(正確には、電波の良いほうに自動的に繋ぐ仕組み)。

そのため、

  • 電波を切り替えるタイミングで、電波が切り替わって切断される
  • 2.4GHzメインだと、電波干渉で落ちてしまう恐れがある

という2つの問題があります。

特に1の電波が切り替わる挙動は、使った初日から感じることができました。切り替えのタイミングでネット接続が切れてしまいます

部屋を頻繁に移動したりすると電波強度の変化を受けやすいから、切れやすくなるみたいだね。

便利なようですが、2.4GHzと5GHzは本来用途によって分けるべきもの。

高級無線LANである、WTR-M2133HPで帯域が分かれていないのは、あまりにも残念です。

 

WTR-M2133HPのレビューまとめ

WTR-M2133HPはメッシュWi-Fiを利用することで広範囲で速度低下を抑えて、使うことができる無線Wi-Fiルーターです。

私の家は2階建ての一軒家で、ルーターから最も離れた距離にある部屋では速度が落ちていました。

ところが中継器を置くことで速度の安定化ができています。

「ルーターから遠い部屋の速度が遅い(電波強度が低い)」という人はメッシュWi-Fiを使って強度を上げてもいいでしょうね。

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