【実機レビュー】LINKSYS VELOPのスペック、メリット・デメリットまとめ

【実機レビュー】LINKSYS VELOPのスペック、メリット・デメリットまとめ

2018年ごろから新しく登場してきている「メッシュWi-Fi」。

最初から中継器を使うことを前提として、家の中の隅々まで電波を生きわたらせることができる無線LANルーターです。

この記事では、そんなメッシュWi-Fiの中でも唯一Appleから推奨される無線LANルーター「VELOP」について、メリット、デメリット、注意点をまとめました。

当記事のVELOPはメーカーのBELKINさんから提供頂きレビューしています(執筆料は頂いておりません)。頂き物ですが、良いところ、悪いところはレビュアーとしてはっきりと書いているので、参考にしてみてください。
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VELOPの最大の特徴

VELOPは「appleが推奨する唯一のメッシュWi-Fi」というところが最大の特徴でしょう。

 

日本で発売されているメッシュWi-Fiには当サイトでも過去レビューしたバッファローのWTR-M2133HPや、Google Wi-Fiなどがあります。

写真はWTR-M2133

 

しかし、これらはapppleの推奨製品ではありません。

値段帯で見ると、Google Wi-FiやWTRも大して変わらないので、Apple製品を主に使っているなら、なおさら選ぶべき価値があるWi-Fiと言えるでしょう。

 

VELOPのスペック

VELOPのスペックは以下の通りです。

機種名VELOP
対応a/b/g/n/ac
ストリーム数記載なし
アンテナ6基
速度(2.4GHz)400Mbps
速度(5GHz)867Mbps
対応階数記載なし
広さ185mm2
接続台数50台
AOSS
ビームフォーミング記載なし
MIMO記載なし
NAS
重量630g
大きさ79×79×185mm

 

最大867MbpsのメッシュWi-Fiなので、VELOPのスペックはいたって普通です。

ただ、個人的にVELOPのサイズ感を考えると867Mbpsという速度は良いですね。

WTR-M2133HPも同じ867Mbpsですが、サイズ感がかなり大きめです。同じスペック値であれば、サイズが小さいほうが正義ですね。

 

VELOPの外観

Wi-Fiルーターはどれも見た目がカッコ悪いものが多いですよね。黒の無骨な感じで、緑のライトが付いているイメージ。

VELOPの場合はそんなことはなく、一見してWi-Fiルーターとしてわからないくらいのスタイリッシュさがあります。

全面、白色ですしケーブルも白なので、見えるところにおいても、違和感のないデザインです。

 

特に好印象なのは、コネクタや機械的情報が全て底面に収まっているところ。

 

これにより、全方位から見ても、Wi-Fiルーターらしさをあまり感じないモデルになっています。

先ほどの底面部には、LANコネクタ、ACアダプタ、リセットボタンがシンプルに配置。

底面部もシンプルな構成になっており、今までのWi-Fiルーターの、「機械っぽさ」が無くなっている外観となっています。

また、VELOPは親機、子機の概念がありせん(WTR-M2133HPは親機が大きい)。

置く場所は違いますが、どれも同じサイズですなので、統一感があるのは良いですね。

 

外観として気にくわないのは、コンセント部分です。

 

たこ足配線などに差し込む場合に、この形状だと、横が干渉してしまうため、使い勝手が悪くなっています。

 

VELOPの通信速度測定

実際にVELOPを用いて通信速度測定を行いました。

VELOPでは、2.4GHz、5GHzでの切り分けがないため、通信テストは一つで行っています。また測定はiPhoneXでアプリooklaを用いて、測定しました。

測定環境は、1戸建ての1F最長距離と、2F最長距離で測定を行っています。親機は1Fに設置しています。

まずは、Nodeが一つだけのパターンの時です。

測定場所1F最長距離2F最長距離
通信速度(ダウンロード)280Mbps32.0Mbps

 

さらにNodeを追加し、2つにした場合の速度測定結果が以下のようになります。

測定場所1F最長距離2F最長距離
通信速度(ダウンロード)281Mbps55.3Mbps

 

結果、Nodeの追加により2F最長距離での通信速度の向上が見られました。1戸建ての場合は、ほぼ差はありませんでした。

実際に使ってみて、感覚的に同じ階で使うのであれば(遮る壁などがなければ)、一つのnodeで十分だと思います。

壁や2階の床を挟み、使うのであれば、nodeを2つ入れることで速度向上が見込めますね。

一戸建ての家ならどうしても床で電波が遮蔽されちゃうから、2つのnodeを使うことでより快適に使うことができるだろうね。

 

VELOPのメリット・長所

2.4Gと5Gの切り替えが必要ない

個人的にとても魅力に感じたポイントは、2.4GHzと5GHzの切り替えを選ぶ必要がなく、さらに安定していること。

メッシュWi-Fiを搭載したWi-Fiルーターはどれも、2.4GHzと5GHzをそれぞれ選択できるようにはなっていません。

このVELOPの場合も、無線LANのアクセスポイント検索すると出てくるのは一つだけです。

linksysは一つだけ

 

一方、通常の無線LANの場合は以下のように、aとgを選ぶことができ、2.4GHzと5GHzを切り替えることができます。

2.4GHzと5GHzの違いを知っている人ならいいですが、知らない人からすると、何だこれって感じですよね?

VELOPの場合は一つしかないため、とてもわかりやすくなっています。

 

通信切れがない

VELOPが素晴らしいのは、2.4GHzと5GHzの自動切換えシステムを採用しているにも関わらず、通信切れがほぼ全くと言っていいほど起こらないこと。

実際に使いはじめて、1週間ほど経っていますが、iPhone、パソコン、どちらでも通信が途切れるということは一度もありませんでした。

これは本当に驚きで、全く切れないんだよね。Wi-Fiルーターは通信切れが起こるかどうかで快適さが全然違うから。めちゃくちゃ大きなメリットだよ。

 

見た目がスタイリッシュ

Wi-Fiルーターの一番ベストな置き方は、床から1mほど離した机などの上に置くことが理想とされています。

この高さに置くと、結構目立つんですよね。

今までのWi-Fiルーターは黒ベースで「いかにも家電」という感じでしたが、VELOPは白ベースでスタイリッシュ、かつ光が柔らかくと家電らしさを感じないモデルになっています。

 

主張が強くないため、置き場所に困らないWi-Fiルーターと言えるでしょう。

 

アプリが秀逸で、nodeの設定も楽

メッシュWi-Fiは電波を張り巡らせるために、2つ目のnodeを設置し、電波を中継することができます。

中継するために、一つ目のnodeと2つ目のnodeを連携させる必要がありますが、アプリで簡単に行うことができます。

 

アプリで設定が楽になっているのは、大きなメリットですね。

アプリでの設定はとても簡単。一つ一つの操作を順番にやっていくだけだから、初心者でもできるよ。

 

VELOPのデメリット・欠点

初期のログイン設定だけが面倒

正直、あまり弱点のないVELOPですが、他と比べると決定的に面倒なポイントが「初期設定でのログイン」

昨今の無線LANルーターは、LANケーブルを差し込むだけで無線LANとしての機能を果たすケースがほとんどです。

ところが、VELOPの場合は初回にログイン時にアカウント設定が必要になります。

 

設定時にSSIDのパスワードも決めないといけないため、他の無線LANルーターと比べると面倒なポイントです。

 

メールアドレスの登録が必要

VELOPではログイン設定の際にメールアドレスの登録が必要になります。

過去の無線LANルーターを設定した際に、メールアドレスを要求されたことがなかったため驚きました。

登録してから、別途メールマガジンなどが送られてくるということは今のところありませんが、他の無線LANと違い、1工程プラスになるため、気を付けておいてもいいポイントでしょう。

 

まとめ

実際にVELOPを使ってみて感じたのは、初心者にも優しい仕様であること。

特に2.4GHzと5GHzのアクセスポイントの切り替えが表示されるわけでなく、一つのアクセスポイントで全てをVELOP側で調整してくれます。

Nodeの追加も含めて、全て調整してくれるVELOPは初心者にも優しいメッシュWi-Fiと言えるでしょう。

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