当サイトの記事は広告を含みます。

Softbank Airの実機レビュー

SoftBank Airレビューの概要(ポイント)

SoftBankから出す

ソフトバンク系のホームルーター。他のホームルーターと比べて、Ping値が良いことが特徴。

Pingが良ければ、ネットゲームでの遅延を気にしなくてもよくなります。

SoftBank Airはキャッシュバック率とソフトバンクのおうち割の威力が大きくなっています。

最大3.5万円キャッシュバックなどもあるので申し込み時はウェブが推奨です。

簡易スペック表

受信最大速度 962Mbps
送信最大速度 公式記載なし
価格 3800円~
キャンペーン 申し込み経路
で異なる

※962Mbpsは東京の対象エリア一部のみ。エリア検索から対象かどうかを調べられます。

SoftBank Airの 実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

 

Softbank Airの特徴

工事不要で使える

SoftBank Airの最大の魅力は工事不要で使えるホームルーターであること。すっきりとした本体で、コンセントをさすだけでネットが使えるようになります。

 

おうち割で節約可能

SoftBank Airは名前の通り、ソフトバンク系のルーターです。そのため、ソフトバンク、もしくはワイモバイルと組み合わせることでおうち割を適用できます。

おうち割は条件によって変わりますが、毎月1,000円の割引がスマホ一台につき適用されることもあるため、今SoftBankユーザーならぜひ検討しておくべきです。

 

キャッシュバック額が大きい

SoftBank Airのサービスの話ではありませんが、申し込み時にウェブ限定のキャッシュバックが大きいことも特徴です。

公式サイトからのキャンペーンはほとんどありませんが、代理店申し込みでゲーム機プレゼントなどの大きな特典があるので要チェックです。

目次に戻る⇒

 

SoftBank Airの外観

本体は「208×95×95mm」で、さらにそこに電源コードが付属する形になっています。数字だけ出しても分かりにくいので、いくつか実際に写真を撮ってみました。

以下は手で持った様子です。そこそこの大きさがあります。

 

ただし、上から見ると割とコンパクトで、置き場所は狭くても問題ありません(正方形で、10cm角です)。

 

ACアダプタは黒色になっています。できれば白色がよかったですが。

 

ほとんどの人が無線で使うと思いますが、有線で接続することもできます。背面にLANケーブルの接続口があります。また、ボタン一つで設定できるWPSの設定もこちらから可能です。

目次に戻る⇒

 

Softbank Airの通信環境テスト

今回は2箇所で測定を行いました。私の自宅と、京都市内の繁華街にあるビルの中です。

自宅は木造一軒家で、ビルは鉄筋コンクリートのため、マンションに住んでいる人、一戸建てに住んでいる人どちらにも参考になるはず。

もちろんどちらも、電波は4本立っているエリア内で行いました。測定用のスマートフォンはiPhoneXを使っています。

 

自宅(木造一軒家)

ホームルーターには2.4GHzと5GHzの違いの記事で説明したように2種類の電波を搭載しており、速度が異なります。そこで各周波数で測定しました。

Wi-Fi周波数 ダウンロード速度
2.4GHz 84Mbps
5GHz 92.3Mbps

 

正直驚くほど、Softbank Airはダウンロード速度が速く快適でした。通信速度では光と変わりません。

Wi-Fi周波数 アップロード速度
2.4GHz 9.8Mbps
5GHz 10.3Mbps

 

アップロード速度は10Mbps前後。アップロードは写真を送る時くらいしか使いませんが、それでも全く問題なし。

Wi-Fi周波数 PING
2.4GHz 32ms
5GHz 28ms

 

一番驚きだった数値がPing(インターネットのレスポンスを示す数値で低いほど良い)。光回線ほどまではいきませんが、30ms前後でとても快適でした。

 

鉄筋コンクリートのビル内

次に、鉄筋コンクリートのビル内で測定した結果がこちらです。ダウンロード速度は、ビル内では2.4GHzの方が速くなっています。

Wi-Fi周波数 ダウンロード速度
2.4GHz 78.3Mbps
5GHz 28.3Mbps

 

続いてアップロード速度は、5GHzの方が速い結果に。

Wi-Fi周波数 アップロード速度
2.4GHz 4.08Mbps
5GHz 11.6Mbps

 

最後にPINGは5GHzの方が良い数値となりました。

Wi-Fi周波数 PING
2.4GHz 29ms
5GHz 31ms

 

自宅での測定結果も同様ですが、やはりSotbank Airはダウンロード速度が良いだけでなく、PING(インターネットのレスポンス)の良さが挙げられます。

後でもう少し詳しく書きますが、WiMAXよりもPINGがいいのでゲームにはSoftbank Airの方が向いていますね。

目次に戻る⇒

 

SoftBank Airのメリット・長所

電源のあるところでネット環境を作れる

コンセントを挿して、どこでもネット環境を作れるのは本当に便利です。

スピードテストからもわかりますが、ネット回線を簡単に移動できるのは大きなメリット。固定で家に付属させるとこれはできませんからね。

コンセントを挿せれば使えるので、家の中の目立たないところに置ける利点もあります。

 

ケーブルがコンセント1本である

通常、固定回線でインターネットをつなぐ場合、以下の3点が必要になります。

光回線で必要なもの

  • 光回線終端装置(ONU)
  • モデム
  • 無線LAN(Wi-Fiルーター)

もちろんそれぞれにコンセントが必要になってきます。

ところがホームルーターの場合は、コンセント1本と本体しか必要ありません。物を置きたくない人にとっては、大きな利点と言えるでしょう。

 

PING(ネットのレスポンス)がルーター系の中で最も良い

モバイルルーター(Wi-Fiルーター)には、WiMAX、SIMフリータイプ、ポケットWi-FiそしてSoftbank Airの4種類のタイプがありますが、PING値がかなり良い部類に入ります。

実はダウンロード速度が一定以上になると、インターネットのレスポンスを示すPINGの方が重要。

レスポンスが良ければ、ネットがサクサク見れるだけでなく、オンラインゲームでの遅延を遅くすることもできるメリットがあります。

 

おうち割で安くなる

SoftBank Airは、SoftBankやワイモバイルとの組み合わせでおうち割を適用でき、大幅に安くできます。ソフトバンク系ユーザーの場合は必ず覚えておきましょう。

目次に戻る⇒

 

SoftBank Airのデメリット・欠点

SoftBank Airは場所に制約がある

SoftBank Airの厄介なところは、契約した場所でしか使えないことです。引っ越しをした場合には、契約を変更する必要があります。

WiMAXにもホームルーターがありますがこちらには場所に制約はありません。

 

光回線に比べるとコスパが下がる

使えば分かるんですが、意外と速度も出るし、PINGも良いので直接的なデメリットは感じません。

あえて言うなら、光回線は最大2Gbpsプランまであり5,000円以下で使えるので、値段と速度を考えるとSoftbank Airの方が速度面でのコスパが悪くなってしまうことがデメリット。

ただ、Softbank Airを選ぶ人は「速度よりも機器をたくさん置きたくない、転勤しても契約し直したくない」というメリットを優先する人が多いと思うので、あまり比べる意味もないかもしれません。

 

エリアによって速度が異なる

SoftBank Airはどこでも同じ速度ではありません。理由はエリアによって最大速度が違うからです。

契約前に自分の住む地域がどのエリアなのかを事前に調べておきましょう。

目次に戻る⇒

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。速度測定結果も募集しています。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

SoftBank Air
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC編集部

ソフトバンク系のホームルーターのSoftbank Airは通信速度が速く使い勝手が良いです。Ping値が良いため、レスポンスがよくゲーム向きです。

ただし、契約上一度決めた場所から動かすためには別途手続きが必要な点が面倒です。

 

目次に戻る⇒

 

SoftBank Airがおすすめな人

ゲームを楽しみたい人

SoftBank Airは、ダウンロード速度が速いだけでなくインターネットのレスポンスの指標「Ping」が良いことが特徴です。

スマホゲームをはじめ、ネットをサクサクと使いたい人はSoftbank Airを選ぶべきです。

 

SoftBank、ワイモバイルユーザー

現在ソフトバンクグループのスマホを使っている人は、SoftBank Airを選ぶべきです。

おうち割の存在が本当に大きく、家族で4台なら月4,000円(年48,000円)も節約できます。迷うことなく、こちらを選ぶべきでしょう。

 

田舎で微妙な距離に住む人

WiMAXとSoftbank Airはどちらもほぼ使い放題ですが、エリアは全く違います。

Softbankグループの4G LTEを使っているSoftbank Airの方がエリア的には広いので、田舎で電波が心配なら、Softbank Airの方がいいでしょう。

ビルの中にはSoftbank Airの電波の方が届きやすくなるので、この場合もAirターミナルを選びましょう。

 

SoftBank Airをおすすめできない人

スマホがauならSoftBank Airはやめるべき

逆に今使っているスマートフォンが、auなら、WiMAXと組み合わせてauスマートバリューを適用させましょう。そちらの方が月額料金が安くなります。

目次に戻る⇒

 

SoftBank Airの実機レビューまとめ

据え置きSIMフリールーター

結論

SoftBank Airは他のWi-Fiルーターと比べて、Ping値もスピード値も良いことがわかりました。

通常のネットサーフィンではあまり差はありませんが、ウェブ経由でゲームを楽しむ人にはPing値が小さいほうが有利です。

また、ソフトバンクユーザーの場合はおうち割をうまく使って節約するようにしましょう。

WiMAXにもホームルーターがあるのでそちらも参考にしてください。

 

SoftBank Airのキャンペーン・キャッシュバック

SoftBank Airのキャンペーンは大きく分けて公式経由でできるものと代理店経由でできるものの2つがあります。

基本的に公式サイトでの申し込みよりも、代理店の申し込みの方が何倍もキャッシュバックが大きくなります。

代理店がキャッシュバックが大きくなる理由は、公式から宣伝を委託されているから。うまく利用してキャッシュバックして月額料金をお得にしておきましょう。

 

関連記事

※WiMAXレビューではホームルーターも解説しています。

関連サイトを見てみる

関連Youtubeレビュー