以前の記事で、2016年の1月からWondrlinkの3か月無料プランに申し込んだ事を報告させてもらいました。
そこから、2週間くらい使ってみて、Wonderlinkの特徴が分かってきた気がします。
今回は、平日と休日のスピードテストの結果を踏まえた上で、その実力値を測ってみるとともに、同じdocomo網を利用した格安SIM「mineo」と比較してみました。
Wonderlinkのスピードテスト条件
最終的にmineoでの同じ端末能力で比較したいという事を踏まえて、今回はモバイルルーター「MR04LN」でWi-Fi接続した上で、スマホ(XperiaZ3)でスピードテストを行いました。
NECプラットフォームズ SIMロックフリー LTE モバイルルーター Aterm MR04LN ( デュアルSIM 対応 / microSIM ) PA-MR04LN
測定時間は、土曜日、及び平日(月)で実施。格安SIMの最も弱い時間帯と考えられる昼間(12:00)を挟んだ上で、数時間おきにスピードテストを実施しました。
Wonderlinkの測定結果
まずは休日(土)の数値データから。正直思ったよりもスピードが出ている印象。
Wonderlinkのスピードテスト結果(土曜日)
(単位はMbps)
休日とはいえ、やはり昼間は少し速度が落ちる模様んですね。実用的に使えるレベルではあるものの、3Mbpsまで落ちてしまっています。それ以外の時間帯はとくに問題なく使えていますね。正直10Mbps以上出ていれば、ネットする上で困る事なんてほとんどないと思います。
一方平日のデータがこちら。
Wonderlinkのスピードテスト結果(月曜日)
(単位はMbps)
驚いた事に、12:00直後ではかなりスピードが出ていました(別に使っているmineoは12:00前後から速度が出ない事が多いので、ちょっとビックリしたんです)。Youtubeで今ハマっている星野源さんのSunの公式MVも流してみましたが、普通に再生できるレベル。これには驚きました。
しかしながら、格安SIMの弱点である昼間の12:30はやはり厳しい様子。テキストベースのサイトしか読み込みはまともにできませんでした(正直、読み込みだけでも厳しいレベル)。
mineo(マイネオ)との比較結果について
最後に同じdocomo回線を使った格安SIMを提供しているmineo(Dプラン)との比較結果を示します。こちらは、上記のデータと同じ時間に測定したmineoの結果とWonderlinkの結果を曜日ごとに単純平均したものです。
速度比較結果
(Pingの単位はms、その他はMbps)
この結果から、意外にも二つのあいだでの大きな差はみられるポイントは少なかったですが、一つ大きく違うポイントとして、mineoの土曜日のPing値(※)が高かった事。
※Pingをとても簡単に説明すると、次この情報が見たいよー、とリンクを押してから、インターネットが「さぁ、送るよ!」と反応するまでの時間。高い程、悪い値です。
Ping値が低い事でちょっとだけ第一アクションが低い事がわかります。ただし、 通信速度そのものは7Mbps程度出ているので表示速度は十分ですね。
「Wndoerlinkのスピードテスト」まとめ
今回Wonderlinkを試しに契約してみた事で、格安SIMの提供メーカーによる違いを感じる事ができました。特に驚いているのが、平日の12:00の通信速度がwonderlinkがyoutubeを見れるほど速かった事ですね(12:30ではだめでしたけど)。
これで月額890円/月なら、なかなか使い勝手がいいかもしれません。ただちょっと気になったのが接続エラーが何回か起こっていたこと。頻度は高くありませんでしたがmineoよりちょっと数が多い気がしました。ここらあたりは今後も使ってみて検証の余地があると思っています。