当サイトの記事は広告を含みます。

OPPO R17 Neoの実機レビュー

R17 neoレビューの概要(ポイント)

日本初の画面内指紋認証を搭載

日本初のディスプレイ内指紋認証を搭載しながらも、3万円台で買えてしまう超コスパの良い機種。

さらに、有機ELディスプレイも搭載していて、格安スマホと思えないレベルの美しさと反応の良さを誇ります。

機能面で満載にも関わらずさらに軽さまで兼ね備えているので、長時間スマホを持つ人でも使いやすいスマホです。

UQモバイル専売モデルです。

簡易スペック表

CPU Snapdragon660
RAM 4GB
ROM 128GB
画面 6.4インチ

 

R17 neo 実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

R17 neoの特徴

ディスプレイ内指紋認証

OPPOの端末では、画面内指紋認証ができます。百聞は一見に如かず。まずは動画をご覧ください(30秒ほどの短い動画です)。

 

これまで、指紋認証はディスプレイの外でしかできませんでした。

 

背面指紋認証の場合、欠点として画面の占有率が下がってしまうデメリットがありました。これに対抗する形で出てきたものが、iPhoneXから搭載されている顔認証です。

顔認証の場合はインカメラで本人認証を行っているため、指紋認証の機能をなくし、画面占有率を上げることができました。

 

ところがもう一つの問題として、マスクをしていたり、ヘルメットをかぶっていたりすると顔認証が通らないデメリットがでてきます。

そのため、私はiPhoneXR、Xsの比較記事なのに人によってはiPhone8をおすすめする記事も書いたことがあります。ところが、OPPOは画面内指紋認証とすることで、ディスプレイの占有率を上げてきました。

 

画面内指紋認証の技術は難しいはずですが、これを日本のシェア攻略するための機種として3万円台のスマホに載せてくるのは驚きです。

OPPOのシェアが安い理由には、実は世界シェア4位(アジアではシェア1位)という背景もあります。生産量が多いため、結果的にコストが下がっているため低コストかつ高性能な製品を出してきています(参考:OPPO公式プレスリリース)。

 

水滴型ノッチによる画面占有率のアップ

ディスプレイの占有率を下げるためのもう一つの技術が、水滴型のノッチです。

 

iPhoneの場合はノッチの切込みが大きくなっていますが、R17 Neoの場合はかなり小さくなっています。また有機ELを使っているため、ディスプレイを画面ぎりぎりに表示でき、より大画面化に貢献していますね。

ちなみに完全ノッチレスのスマホ「FindX」や「Reno 10x Zoom」を出しているのも、同じOPPOです。こちらは、カメラが機械的に動くことで完全ノッチレスを実現しています。

ただ、機構的に特殊、かつ超ハイスペックなので、価格も10万円近くなっており、ライトユーザー向けではなく、スマホマニア向けな製品となっています。普通に使う分には、iPhoneXよりも小さいR17 Neoの水滴ノッチクラスで十分でしょう。

目次に戻る⇒

 

R17 neoのマシンスペック

マシンスペック

R17 neoのマシンスペックは以下の通りです。

発売日 2018/11/22
寸法 158×75×7.4mm
重さ 156g
ディスプレイ サイズ 6.4インチ
形式 有機EL
画素数 2340×1080
バッテリー 電池容量 3600mAh
ワイヤレス充電 ×
リバースチャージ ×
急速充電 ×
プロセッサ(Soc) Snapdragon660
GPU 公式記載なし
ストレージ(ROM) 128GB
メモリ(RAM) 4GB
外部メモリ 256GB
通信 下り最大 記載なし
上り最大 記載なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth バージョン 5.0
最大接続台数 公式記載なし
生体認証 指紋センサー 〇(光学式)
顔認証
光彩認証 ×
おサイフケータイ ×
緊急避難速報
防水(お風呂) ×
防塵 ×
ワンセグ/フルセグ ×
赤外線通信 ×
コネクタ micro USB
OS android 8.1
(Color OS5.2)
SIMサイズ nanoSIM
DSDS

 

スペックの解説

R17neoは値段に対して、パフォーマンスが良すぎるためそれぞれのメリットは後で詳しく説明しますが、ポイントをあげると以下。

OPPO R17のメリット

  • 圧倒的に軽い
  • ディスプレイが大きい
  • ゲーム向き
  • 日本初の画面内指紋認証

 

特に画面内指紋認証は、ロック解除の画面も合わせて近未来感が溢れる形になっています。

目次に戻る⇒

 

R17 neoのカメラスペックと作例

カメラスペック

R17 neoのカメラに関するスペックは以下の通りです。

メインカメラ1
有効画素数 1600万画素
F値 2.4
光学手振れ補正 ×
電子式手振れ補正 ×
メインカメラ2
有効画素数 200万画素
F値 1.75
光学手振れ補正 ×
電子式手振れ補正 ×
インカメラ
有効画素数 2500万画素
F値 2.0
光学手振れ補正 ×
電子式手振れ補正 ×

R17 neoで撮影した作例

目次に戻る⇒

 

R17 neoの外観

指紋認証は前面にあるため、R17neoの背面はすっきりとしています。

 

上部を見てみると、OPPOのロゴとデュアルカメラがあります。

 

右サイドには電源ボタン。

 

左サイドには音量ボタンがあります。

 

底面にはイヤホンジャックとmicro-USBコネクタがあります。

目次に戻る⇒

 

R17 neoのメリット・長所

3万円台でOLED(有機EL)を搭載、ディスプレイが美しい

OPPO R17は有機EL(OLED:Organic LIGHT Emitting Diode)を搭載しています。有機ELに関する細かい説明はここでは省きますが、メリットは以下の2つ。

有機ELのメリット

  • 画面が綺麗になる
  • バックライトが要らないのでエッジまで画面を大きくできる

 

今までの液晶ディスプレイと違い、有機ELディスプレイがきれいなのは「完全な黒」が表現できるから。iPhoneXやGalaxy Note9でも採用されていますが、R17 Neoも同様に、非常にきれいです。

 

そして、もう一つ有機ELディスプレイになって実感することが、残像感が少ないこと。これは技術的に証明されていて、有機ELは液晶に比べて応答速度は数百倍も速いことが理由です。

最新のiPhoneXRでも、有機ELを搭載しているR17Neoには感覚的に敵わないほど、有機ELの残像が残らないのは非常に大きなメリットなんです。

有機EL(OLED)の魅力については以下の記事でまとめています。有機ELとは何かと液晶の違いと合わせて、技術的な側面から、どこよりも詳しく解説しています。

 

ベゼルを狭くすることで大画面ディスプレイを実現

R17 Neoは画面占有率91%を達成し、6.4インチという大画面になっています。その中で評価すべきポイントが、「エッジの狭さ」。

 

有機ELを搭載しているメリットが、バックライトを必要としないこと。そのため、一番端のエッジをギリギリまで詰められます。

実はiPhoneXRは液晶ディスプレイのため、エッジが意外と大きいデメリットがあります。以下はR17NeoとiPhoneXRの比較ですが、R17 Neoの方が断然狭いですよね。左がR17 neo、右がiPhoneXRです。

 

R17 Neoの場合は有機EDを搭載していることで、エッジを狭くすることで、画面占有率が高くなるメリットがあり、試してみると確実に実感することができるポイントです。

 

指紋認証が前面にあるためシーンを選ばない

指紋認証が前面にあることは、大きなメリットです。前面に指紋認証があれば、車のホルダーなどにスマホをセットしていても、前面から認証ができます。

 

正面に指紋認証がある方がこういった制限が生まれない(ディスプレイは必ず見る)ため、指紋認証が前面にあるメリットがあります。

 

マスクをしていても認証できる

上でも書きましたが、iPhoneのように顔認証だけで使うデメリットはマスクをしていると認証ができないことです(寝ているときに横顔でも認識しにくいデメリットもあります)。R17 Neoの場合は指紋認証が付くため、こういった顔を隠してしまうような状況でも認証できるメリットがあります。

 

本体が圧倒的に軽い(156gしかない)

最近のスマートフォンは、iPhoneをはじめ、どんどん重くなってしまっています。ところがR17 Neoは圧倒的に軽いです。

6インチ越えのスマホで言えば、

機種 重量
Galaxy Note9
(6.4インチ)
201g
iPhoneXs Max
(6.5インチ)
208g
R17 Neo
(6.4インチ)
156g

 

となっており、表で見ても数値は明らかです。iPhoneX MAXと写真で比較すると、ほとんど大きさは変わらないだけにこの重量差は驚きですね。

 

ちなみにiPhoneXと比較するとこのような形。大きさはOPPOの方が大きいですが、軽さは圧倒的にR17 Neoの方が軽くなっています。

 

同じディスプレイサイズなら、軽い方が絶対的に使い勝手が良くなるので、R17 Neoの重量は有利な点が多いですね。

 

2500万画素のインカメラがめちゃめちゃ綺麗

通常スマホは背面カメラの方が性能が良いですが、自撮りなどが流行ってきていることで、ZenFone5Qのようにインカメラの性能が良いパターンがあります。このOPPO R17 Neoもその端末のうちの一つで、2500万画素のインカメラが劇的にきれいです。実際に、私の手を取ったものがこちら。

 

少し圧縮しているので、伝わりにくいですが、非常にきれいです(正直、外側のカメラよりも美しい)。顔を映してませんが、AIによって補正をかけるビューティーモードもなかなかの出来。アプリよりも自然に補正ができますね。

 

nano-SIM 2枚とSDカードが使えるトリプルスロット

 

格安スマホは、SIMカードを2枚挿して、デュアルSIMとして使うパターンがあります。そして、このOPPOのR17 NeoはDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に関する細かい説明はここではしませんが、au回線とドコモ回線を同時に使うことができるようになります(詳しく知りたい人はこちら)。しかも、R17 NeoはSIMカード2つに加え、microSDも差し込むことができるトリプルスロット。

 

多くの機種は、デュアルスロットで、片側がSDがSIMカードのどちらかしか入れない仕様になっていました。R17 Neoでは、トリプルスロットでどんなパターンでも使う人に合わせて選ぶことができるメリットがありますね。

 

サイドからのメニューバーで利便性アップ

ディスプレイのサイドに自分の好きなメニューを入れておくことでアプリをすぐに立ち上げることができます。

 

最新のXperia1などでも展開されている機能です(Xperiaではサイドセンスと言います)。どのアプリを使っているタイミングでもこの機能は使えるので、アクセス性抜群です。

目次に戻る⇒

 

R17 neoのデメリット・欠点

背面が派手なモデルしかない

欠点というかどうかは微妙ですが、R17 Neoは背面が派手なモデルしかありません。

 

グラデーション自体は美しいのですが、この辺りは好みによる部分。amazonで、すでにカバーが発売されているので、必要に応じて事前に購入しておきましょう。

 

カメラのポートレートモードは弱い(写真あり)

デュアルカメラ自体は綺麗ですが、ポートレートモードが弱い印象です。

実際に撮影したものがこちら、輪郭をとらえるのが苦手な印象で、このあたりはPixel3の方が勝ります(値段帯が違うので、何とも言えませんが)。

こちらがポートレートでα6300を撮影したもの。

 

こちらも同様にポートレートモードで撮影。

 

ただ、人物の方はうまく合わせることで、そこそこボケ味をだしながら撮れます。OPPOはソニーとカメラを共同開発したりなど、力を入れている方ですが、3万円台のスマホにそこまで求めるのも酷かもしれません。

 

インカメラにポートレートモードはない

最近はインカメラがデュアルカメラでポートレートが取れるものがたくさんありますが、R17 Neoはデュアルではないため自撮りでボケ味を生かした写真は撮れません。自撮りを徹底的に使いたい人は、R17 Neoはおすすめできません。

 

充電部はUSB-Cのコネクタではない(microUSB)

MacBookなどをはじめ、私が使っているX1 Carbonなど、USB-Cで充電できるデバイスが増えてきています。私のノートPCもUSB-Cで充電するタイプ。

 

ところが、R17Neoの充電器はUSB-Cではなく、microUSBになっています。出張や旅行が多く充電器をそろえたい人には難しいかもしれませんね。

 

防水・防塵機能はない

海外製のスマホのほとんどがそうですが、防水、防塵の機能はありません。このR17 Neoも防水防塵の機能はないので、水回りなどで使うことが多い人にはおすすめできません。

目次に戻る⇒

 

R17 neoの口コミ・評判

Twitterの良い口コミ

 

Twitterの悪い口コミ

 

あなたの口コミを投稿する

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

R17 neo
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC編集部

3万台としては、最高におすすめしたい機種。有機EL搭載し、画面内指紋認証まで搭載して、OPPOが本気を出してきてます。

同価格帯ではP30liteがありますが、こちらはCPUがKirinではなく、Snapdragonを搭載しているところが特に好印象です。

目次に戻る⇒

 

R17 neoがおすすめのタイプ

コスパの良い端末を求めている人:3万円台では超ハイスペック

当たり前ですが、まずは最も重要な「価格」ですね。R17 Neoが発売されるまで、値段的な部分ではP20 liteが圧倒的なコスパでしたが、R17 Neoが発売されると同じくらいの値段でこの性能は異常です。

自撮りをする人:2500万画素のインカメラで美しく残せる

使ってみて驚いた2500万画素のインカメラ。自撮りをする人にはぜひおすすめしたいですね。もちろん自分だけでなく、子供と一緒に撮影する場合などにも自撮りは使うので、子供、孫と一緒に撮影することが多い人にもいいですね。6.4インチなので写真の確認も楽です。

 

シニアの方:ディスプレイが大きく見やすい

私は両親もスマホは画面を見るのを楽にするためにディスプレイが大きいものを使っています。6.4インチもあるため、画面(文字)はとても見やすいです。また、大画面にもかかわらず156gと軽いのもうれしいポイントです。

 

ゲームをするができるだけ安い端末が良い人

低価格帯のスマホになると、基本的にHuaweiしか今まで選択肢がありませんでした。しかし、HuaweiはKirinという独自のプロセッサ(CPU)を搭載してコストを下げてきました。

OPPOの場合は、ゲームに強いSnapdragon系を、しかも660を3万円台のスマホに搭載してきています。コスパ良くゲームを楽しみたいなら、R17 Neoはとても良い選択肢です。

 

ディスプレイ指紋認証でアッと言わせたい人

最後はちょっとネタのようになってしまいますが、ディスプレイ内の指紋認証はかなりカッコイイ。有機ELは、液晶と違い画面をOFFしていてもディスプレイの一部を低電力で表示させる技術があります(AOD:Always On Display)。

これにより画面の一部に指紋認証部が浮き出る形になり、近未来感が溢れるディスプレイになっています。

 

R17 neoをおすすめしない人

UQモバイルを使わない人

R17 neoはとにかく良い機種ですが、UQモバイルの専売となっています。中古で買うなら別にして、新品では手に入らないことを押さえておきましょう。

目次に戻る⇒

 

R17 neoの実機レビューまとめ

OPPOが本気で攻める日本投入スマホ

結論

OPPO R17 Neoは、本当にいい端末です。「イイ」いう表見しか、語彙力がなくて、恐縮ですが、それくらい良いスマホなんですよ。

マンスリー割適用して2万円台なので、性能を考えれば、これほど安い端末はほぼありません。ぜひ端末乗換、新規購入を考えているなら、一番に選択肢に入れてほしいモデルです。

目次に戻る⇒

 

R17 neoのキャンペーン・安く買うために

R17 neoはUQモバイルでの販売を終了しました。もし購入したい場合は中古スマホを見るようにしましょう。また、同クラスのスマホとしては、OPPOから発売されていて価格差が小さく上位互換となるReno Aがおすすめです。

 

ライバル機種のレビュー

2019年発売の同クラス格安スマホです。

 

関連公式サイト

関連Youtube