【実機レビュー】ThinkPad X1 Tabletのスペック、メリット・デメリットまとめ

Lenovo(レノボ)

ThinkPadシリーズの中で、タブレットでありながら、超ハイスペックな性能を持ち、さらにキーボード性能も良い、化け物級PCがこの「ThinkPad X1 Tablet」。

この記事では、実際にX1 Tabletを触ってみた上で、そのメリット・デメリットについて、レビューとともにまとめました。

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ThinkPad X1 Tablet(2018)の最大の特徴

ThinkPad X1 Tabletの最大のメリットは、省電力ではない、通常のCorei7を搭載したハイスペック。

その上で、ノートパソコンでは信じられないほどのコンパクトさを両立したモデルです。

しかも、2in1モデルはキーボード性能がおろそかになりがちですが、X1 Tabletは芯のあるキーボードタッチも魅力の一品に仕上がっています。

 

ThinkPad X1 Tabletのスペック

マシンスペック

発売年度2018
サイズ304.1×226×8.9mm(タブレットのみ)
304.1×226×15.1mm(キーボード有)
CPUCore i5-8250U
Core i5 8350U
Core i7-8550U
Core i7-8650U
メモリ8GB
16GB
ディスプレイ(比率)13.0(3:2)
ディスプレイ3000×2000 IPS
マルチタッチパネル10点
記録方式1TB
512GB
256GB
256GB
128GB
(※256GB,1TBはNVMeもあり)
生体認証顔認証、指紋認証
フロントカメラ720万画素(IRカメラ付き)
リヤカメラ800万画素
SIMカードサイズnano SIM
LTEモジュールSierra EM7430 LTE
重量0.89kg~(タブレットのみ)
1.27kg~(キーボード有)
光学ドライブなし

※ThinkPad Pen Proが付属
※参考PDF:ThinkPad X1 Tabletの仕様書

 

LTE、3G対応バンド

ThinkPad X1 TabletはLTEモジュールを搭載しており、対応バンドは以下のようになっています。

ドコモ、ソフトバンク、auすべての回線が利用可能で、全回線において、プラチナバンドにも対応しています。

LTEバンド3Gバンド
11
36
88
119
1811
1919
21
26
28
41
42

(※Lenovo LTE対応バンドを公式より参照)

 

ThinkPad X1 Tabletの外観

PC本体

閉じた状態では、通常のパソコンと違い、背面にパソコンのような排熱穴が一切あいていないため、タブレット感が強くなります。

かわりに2in1PCとして使うための、キックスタンドが付いています。

 

キックスタンドは、かなりベタ起きできるレベルまで広げることも可能です。

 

キックスタンドがあるため、キーボードの有り無しにかかわらず、パソコンを立てることが可能。外出先などで、ディスプレイだけにしてビデオやVODを楽しむのに向いていますね。

 

キーボードを装着した様子がこちらです。キーボードはタブレット系の中ではダントツで深い打ち心地になっています。

 

過去、当サイトでは同じ2in1のPCとして「Surface Go」と「ENVY ENVY12 x2」をレビューしていますが、比べる必要がないほどX1 Tabletは打ちやすい端末です。

タッチパッドは通常のLenovoのノートパソコンと同様にさらさらとしたさわり心地で、使い勝手の良いタイプ。

 

2in1タブレット系のノートPCでは、快適に動作しているので、ぜひ試してみて欲しいですね。

ThinkPad X1 Tabletの右側面です。電源ボタン、音量ボタン、排熱口があります。音量ボタンがあるのがタブレットらしい設計です。

 

左側面はこちら。USB-Cのコネクタが2つ、SIMカードスロット、PCロック用のスロットが装備されています。

 

背面カメラを搭載しており、撮影することも可能です。会議などで、ホワイトボードに書いたものをその場で写真撮影し、会議参加メンバーにサクッと送ることも可能ですね。

X1 Tabletでは、正面デュアルカメラによる顔認証、指紋認証に対応しています。

ちょっとわかりにくいですが、黒いカメラが見えると思います。

 

顔認証(Windows Hello)のコラムでも書いていますが、非常に使い勝手が良いので、Windowsパソコンを購入する予定の人はぜひ試してみてください。

以下は、ThinkPad X1 Carbonの顔認証の様子を撮影したものですが、とてもスピーディに解除しているのが伝わると思います。

30秒ほどの短い動画です

 

SIMフリーのトレイは側面にあります。デュアルSIMのように見えますが、一つはmicroSD用のカードになっています。

 

付属品について

ThinkPad X1 Tabletにはスタイラスペンが付属します。後ほど実際に書き心地をYouTubeにアップした画像があるので、参照してみてください。

 

ThinkPad X1 Extremeでは、USB-Cによる充電方式ですが、こちらのX1 Tabletに付属しているスタイラスペンは、電池式となっているので注意が必要です。

 

また付属の45Wのケーブルがこちらです。片手で収まるくらいのサイズなので、非常にコンパクトですね。

 

ThinkPad X1 Tabletのメリット・長所

3Kディスプレイにより、作業領域が広い

ThinkPad X1 Tabletは、タブレットでは珍しく3Kのディスプレイを備えています。

○Kというと「画面が綺麗!」というニュアンスを持つかもしれませんが、実はメリットはそこではありません。

最大のメリットは、画像の縮小、拡大の範囲が広くなり、ノートPCの作業でも、広い作業領域を確保できることにあります。

こちらが拡大画面

 

こちらが最大まで縮小した画面

 

必要に応じて、画面サイズを縮小することでディアルディスプレイ的に使うこともできます。

3Kや4Kになることの最大のメリットはここですね。

 

薄さ、ハイスペックさ、軽さを高次元で兼ね備える

ThinkPad X1 Tabletは、非常に薄いです。ThinkPad X1 Carbonと比べると以下の通りです。

 

他に、私がもう一つのメインPCとして使っているVAIO SX14と比べてみても以下のような感じでかなり薄くなっています。

 

さらに、ただ薄いだけでなく、完全に平面になっていることが最大のメリットです。

一見すると手帳のような雰囲気すらあります

 

これにより、鞄の中に入れたときに余計な容積をとることもありません。男性だけでなく、鞄の小さい女性でもおすすめしたい端末と言えるでしょう。

 

スタイラスペンによる入力

ThinkPad X1 Carbonでは、Lenovoの専用スタイラスペン「ThinkPad Pen Pro」を使うことができます。

実際にペンを使ってみた様子は以下の通りです。

20秒ほどの短い動画です

 

ThinkPadシリーズはこのX1 Tabletに限らず、かなり使い勝手が良くなっています。

WindowsパソコンのスタイラスペンはiPadと比べて、性能が低いなぁと思うことも多かったですが、今ではほぼ変わらないレベルまで来ていると言えるでしょう。

 

キーボードタッチは2in1の中では最強クラス

この端末と悩んでいるとすれば、その一つにSurfaceがあるでしょう。

もしあなたがキーボードを使って入力することが多いなら、ぜひThinkPad X1 Tabletをお勧めしたいです。

理由は外観でも書いた通り、キーボードタッチに優れるから。

 

Surfaceシリーズのキーボードは剛性が低く、たわむようなイメージがあります。ところが、ThinkPad X1 Tabletはそのような挙動が一切ありません。

しかも、適切な深さと跳ね返りがあり打ちやすいんですよね。

キーボード入力が多い仕事をしているなら、性能が入力量や疲れに直結すると思いますから、一番考慮に入れておいて欲しいポイントですね。

 

LTEに対応している

このサイトで取り上げているので、当たり前なんですが、LTEに対応しているメリットがあります。

タブレットとして利用する人は、androidやiPadのように無線通信をベースに使いたい人も多いと思います。

そのため、LTEに対応していることは大きなメリットですね。

 

ThinkPad X1 Tabletのデメリット・欠点

価格設定が高め

X1 Tabletの一番大きなデメリットが価格です。ハイスペック2in1PCになっているために、20万越えの高価格帯からしか選ぶことができません。

SSDやCPUをハイスペックなものを選ぶと、簡単に25万、30万と膨れ上がっていきます。

ハイスペックかつ、コンパクトなウルトラブックのような構成だからこそ、この価格帯はしょうがないのかもしれません。

 

実はクラムシェル型のPCよりも重い

2in1タブレットは、名前の通りタブレットベースのため、軽い印象があります。

基本的にタブレットとして使う場合には軽いのですが、意外とキーボード部分の重量があります。

ThinkPad X1 Tabletの場合、キーボードを装着すると、同じThinkPadシリーズのX1 Carbonと比べると重くなってしまう欠点があります。

片手で持てるがタブレットの割に重く感じる

 

コネクタの拡張性が低い

X1 Tabletはベースがタブレットとなっているため、コネクタがUSB-Cしかありません。

外でプレゼンなどを行う場合には、拡張用のコネクタが必要になるので、ビジネスマンの人は気を付けておきたいポイント。

ただ、Thunderboltには対応しているため、画面拡張や外付けGPUなどとの連携性は良いので、安心して使えます。

 

ThinkPad X1 Tabletがおすすめな人

普段から小さめの鞄を持ち運ぶ人

ThinkPad X1 Tabletを最もおすすめしたいのは、「小さい鞄を持つ人」です。

他の端末よりも、薄さがダントツに優れたハイパフォーマンスPC。PCは形によってはコンパクトでも容積を取ることがあります。

X1 Tabletは折り畳み時に突起などがないため、非常にコンパクトにたたむことが可能です。

 

ペン入力を必要とする職業

メリットでも述べましたが、ThinkPad Pro Penの出来は非常に良く、反応にすぐれたスタイラスペン。

そのため、画像やパワーポイントなどの修正を指示するためにペン入力をしたいときに、活躍します。

図解を示したいときにも使えるので、おすすめですね。

 

カメラで取り込み、修正したい人

X1 TabletはレノボのPCシリーズの中でも、珍しい背面カメラを搭載したパソコンです。

その場でカメラで取り込み、周りの人に議事録のメールを送ったり、撮影した写真にペン入力で指示を書くなども簡単にできますね。

 

ビジネスとエンターテイメントをいいとこ取りしたい人

Lenovoのパソコンは、性能に対してコスパが良いものが多いのですが、エンターテイメントに向きません。

理由は、画面が非光沢のケースが多く動画視聴の際には光沢ディスプレイに劣るからです。

しかし、X1 Tabletでは光沢で、3Kディスプレイのため、ビジネスだけでなくエンターテイメントも楽しめるモデルになっています。

 

ThinkPad X1 Tabletのレビューまとめ

LTEパソコンの中で、2in1としては最高レベルのスペックを持つパソコンがこちらのThinkPad X1 Tablet。

高価ですが、その分ビジネス、エンターテイメント、アート、どの分野でも全ての性能を満足させてくれるようなパソコンになっていますよ。

公式サイトを見てみる ⇒ ThinkPad X1 Tablet

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